ゆるすぎ婚活ゆるゆるブログ

27歳、大人になりきれない大人の人生巻き直しファイル。婚活・恋活ブログ。

【pairs】縦海さん(30代前半)【婚活】②※下含む

縦海さんが気になってくる。

今までの感じではなく、男として気になってくる。

 

女性にはあるいらん機能が備わっていると言われている。

(いらん機能というのは私の主観)

セックストリガーといって、女性は身体を重ねた相手を好きになってしまうというもの。

 

女性は好きだからセックスするのではなく、セックスするから好きになるんだとか。

 

昔からよく言われる

「簡単に男の人と一夜を共にしてはいけない」はプライドがどうこうというような理由ではなくセックストリガーに対する恐怖を喚起しているんだと思う。

 

 

縦海さんに対して抱いたことのない気持ちを初めて抱いた。

あんなにひどいセックスだったにもかかわらず、私は間違いなく縦海さんのことを好きになってしまっている。

 

その日は食事中の写真を送ったり一連のやりとりはあったものの、翌日以降連絡はこなかった。

これはもしや・・・

いや、ただ単に忙しいだけかも?

いやいやこのタイミングでの音信普通は悪意があるはずだ。

 

様々な不安と思いが重なった。

意を決してラインを送ってみた。

 

「ねぇ、これって付き合っている?いない?」

 

見返してみるととても気持ちの悪い文面である。

ねぇ、ってなんだよ。彼女ヅラか?

 

もちろん返事はこない、屍のようだ。

 

もともと忙しい人なので、普段からやりとりは頻繁じゃなかったけどそれにしても。

ただ、既読はついた。

 

三次面接まではトントン拍子でいったものの最終の実技で想定外のことに対応できず落ちたのだ。

最終面接まで進んだからもう受かるだろうという油断は禁物だ。

 

その翌日、友人と飲みにいき酔っ払った勢いで追いラインをしてしまった。

 

「私は本気なのだけど、そのつもりがないならはっきり言ってほしいな。」

 

やはり2日経ったいまも既読のみで返事はこない。

 

確信犯だったのかもしれない。

或いは、家に行った日に私の何かに許しがたい行動があったのかもしれない。

後者だったら本当にすみませんって感じだけど、今更なにを考えたって仕方ない。

早い段階でこうなっといてよかったと思うしかない。

長く付き合いややりとりを重ねて、こうなってしまってたら立ち直れなかったかもしれない。

 

アラサーにして黒歴史が刻まれた。

ヤった途端に私は勘違いし、気持ちをぶつけてしまった。

縦海さんにしたら「付き合いたいと思っている」とは言ったものの「付き合おう」とは言っていない。

結婚を真剣に考えている故に身体の相性もジャッジしていたのかもしれない。

 

私は自信がない。

日々あくせく働き、地位も確立している縦海さんとは比べものにならないくらい呑気に生きている。

呑気に生きている自覚がある。

そんな精神的な不安定さが滲み出ていたのかもしれない。

 

魅力的な男性は魅力的な女性に惹かれるのだ。男女限らずかもしれない。

何かに対して必死になって頑張って、そんな姿に心動かされるものだ。

そんな魅力がいまの私にはないのだ。

だからこうなってしまった。

 

思えば元彼にもそう言われたことがある。

 

何かを頑張ってみなよ。今の君は頑張っているように思えない。

魅力的じゃない。

 

そんな言葉に、あんたが3年も4年も同棲を続けて、結婚できるくらいの財力がないからでしょ!?

私が支えてあげたいと思うほど稼いで、指輪のひとつくらい買えるようになってよ!

なんてとんでもないことを言ってしまっていた。

 

自信がない、というのは逃げだ。

他力本願で、心は壊れやすく、免疫がない。

自分で自分を幸せにすることから逃げているやつに、誰かを幸せにできるものか。

或いは、誰かがそんなやつを幸せにしたいと思うのか。

 

ってところ。

 

大いに反省しました。

逃げたって必ず裏目にでる。

こんなふうに必ず報いがやってくる。

 

縦海まじ死ねやとか思ってたけど、今は大事なことを身を以て気づかせてくれた縦海さんに感謝しています。

ちょうど国家試験も控えていて、転職しようと思っているところ。

まずは目の前のことに必死になってみよう、楽しんでみようと思う。